WordPressプラグイン「Contact Form 7」でお問い合わせフォームを作成する際に、エディタ上で改行するとp
タグやbr
タグが自動挿入されてしまいます。
不要なタグが入るとスタイリングする上で邪魔になるので、自動挿入はストップさせたいですよね。
そこで今回の記事では、Contact Form 7で自動挿入されるp
タグとbr
タグを削除する方法を紹介します!
Contact Form 7のエディタで改行した場合に起こる問題
まずは問題を確認するため、Contact Form 7で以下のようなサンプルフォームを作成しました。
このページを開発ツールで開くと、以下のようにp
タグが自動的に追加されてしまっています。
これに対処するために、2通りの解決方法を紹介していきます。
functions.phpファイルにコードを追加する
まず1つ目は、functions.php
にコードを追加する方法です。
テーマ内のfunctions.php
ファイルを開き、以下のコードを追記します。
<?php
add_filter('wpcf7_autop_or_not', 'wpcf7_autop_return_false');
function wpcf7_autop_return_false() {
return false;
}
これでp
タグとbr
タグが自動挿入されなくなりました。
開発ツールで確認してみると、p
タグが消えているのが分かりますね。
こちらの方法はfunctions.php
を編集する必要があるので、もし書き方を間違えるとページが真っ白になってしまう可能性があります。
もしfunctions.php
をさわらずに解決したいという場合は、次で紹介する方法を試してみてください。
functions.phpファイルを触れない場合:エディタ上の改行を全て消す
改行をするとタグが挿入されるので、改行を全て消すことでタグの自動挿入を防ぐことができます。
Contact Form 7のフォーム編集画面を開き、改行を全て消して1行にまとめます。
こうすることで、開発ツール上では以下のようになりました。
厳密には全体を囲うp
タグが1つだけ挿入されていますが、少なくとも各ブロックに挿入されることは無くなりました。
編集画面上での可読性が落ちるため少し不便ですが、functions.php
を触らずに解決したい方は、こちらの方法を試してみてください。
【まとめ】Contact Form 7で自動挿入されるpタグとbrタグを削除する方法
フォーム編集画面で改行時に起こるp
タグやbr
タグの自動挿入を防ぐ方法を紹介しました。
- functions.phpにコードを追加する
- フォーム編集画面の改行を全て消す
上記の2通りを紹介しましたので、状況に合わせて好きな方法を試してみてください。
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